2006年5月の言葉

ゴールデンウィーク

 今日(4月30日(日))は大型連休第2日目です。ゴールデンウィークとよばれるこの期間は私には戦後民主主義の贈り物という感があります。

 戦後施行された「国民の祝日に関する法律」では、4月29日(当時は天皇誕生日)、5月3日(憲法記念日)、5月5日(こどもの日)が明記されました。軍備を放棄し、幼いこどもの人格を尊重するという考えは、それまで日本国民が知ることのなかった新鮮な喜びでした。 

日本国憲法&教育基本法

 「日本国憲法」は1946年11月3日に公布、翌1947年5月3日に施行されました。「教育基本法」は1947年3月31日に公布施行されました。教育基本法は憲法の分身であると言えるように思います。憲法「改正」を主張する人々は、この両者は一体のもので教育基本法を変えれば憲法の外堀を埋めることになると言っています。

 言葉数が多ければ真実をあらわすとは限らず、逆に真実をおおいかくす場合もあります。ゆっくり検討したいと思っていますが、皆様もお読みになって検討されてはいかがでしょうか。 

どなた様にも主の祝福が豊かにありますように。

 館長 中山洋一