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Logos 今月の言葉

201312北海道クリスチャンセンターの働きと今後の目標
                              (新年度にむけて)

2000年以降当センターでは人事、財政に関して充実・整備してきました。同時に建物は1984年以来径年老朽化が進みその修理・改善を進めています。法人の変更(日本キリスト教団直属から独立の宗教法人、それが「芦別教会」の名称です)に伴い課税負担を予想以上必要とした。今回はエレベ−タ−の駆動部改修により多額(凡そ500万円)の経費を捻出しました。その他メンテナンス諸経費が累計的にかかり始めています。
 しかしこれらはセンターが活発に利用されているからです。宿泊利用数は順調ですが研修室利用は伸び悩んでいます。
 センターとしての働きでは福島保養プログラム(子どもたちがなんといきいきとした笑顔になることでしょう、このプロジェクト運営のために教会の方々のヴォランテアに感謝!)、センター企画の講演会(宣教のための先人の働き人たちの労苦なしに今日はない)、多くの老舗のコーラス(予約制限がないので先の予定ができる利点)そして礼拝をする場として活用されています。
 永眠(逝去)者記念礼拝、創立記念礼拝、クリスマス礼拝等では独自の活動をしていますが最近では「クリスマスフェスタ」としてコンサート、礼拝、集会などをセンターの活動の拠点をおく団体が、共に協力・交流し始め、地域への呼びかけも始め、北海道大学汝羊寮の学生たちも参加しています。とくに札幌YWCAとの連携は相互の活動の発展にむけて著しく刺戟的です。YWの国際組織を生かしての各種プログラム、YWの活動の子どもたちの学習プロジェクト(当センターと月寒教会)は親たちとの連携協力も育てています。
 芦別祈りの家を拠点として北海教区の青少年活動への支援、教区交流によるクリスマス礼拝の実施もセンターの協力によって推進されています。
 当教区内にはセンターが4つあります。道北センター(名寄)、三愛畜産センター(瀬棚)、ホレンコ、そして当センターですが関係者たちがそれぞれの施設を訪ねたことがありませんでした。当センターが呼びかけで研修・協議の場で明瞭になったことは、道北センター、畜産センターの今後の継続性です。
 キリスト教宣教活動、社会奉仕活動とくに平和と音楽交流の拠点になることは今後の活動にむけての基本です。センターとしてのあらたな時代の要請に応答する方途をさぐっています。
そのための財政面での用意(見通し)をしたいのです。

 センターが新館になって間もなく30年、センターはますます教区地区、そして地域の方々が利用し、交流し、相互理解と励ましは信仰を育てる場として用いてほしい。青年の育成、高齢者への新たな手だてを整えるために、キリスト教の働き手たちの交流と育成はますます少数精鋭になりましょう。ご利用が支援になります。
 2000年センターは宿泊、研修室の整備をしましたがすでに10年を経過しています。2階ホール、5階チャペル等とともに一層の整備に意を用いて利用者の増加を見込まなければならないでしょう。尊い志、献金をお願いいたします。

 (北海教区「教区通信」のための原稿と重複するところがあります。)                 
                         雨貝行麿

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