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Logos 今月の言葉


 新しい年度の
4月になりました。気持ちも新たにお過ごしのことと思います。しかし、札幌は未だ雪が消えておらず例年よりも2週間くらい遅い感じがします。写真のとおり3月の時から比べると半分にはなりましたが、雪が溶けるには、まだあと1週間以上はかかりそうです。(4.3現在)

  3月25日に2代目の主事である矢島信一先生が天に召されました。矢島先生は1966.91985.3まで北海道クリスチャンセンター主事としてお勤めになりました。当時のセンターは木造の建物でした。センターの運営資金は、ほとんどがアメリカからの献金によりまかなわれ、為替ルートにより年々献金が減り、センターの自立が掲げられた時でした。そんな中、当時は画期的とも言える、クリスチャンではない一般の方を対象としたキリスト教の結婚式を始めたり、センターのプログラムを作っていきました。近隣の子供たちを集めた、「コロポックル少年団」(1991年解散)や研修室や宿泊室の提供もこの頃から活発になっていきました。19847月には現在の建物が完成しましたが、建築に当たり当時の館長バーカー先生とともに大変ご尽力されました。 
 また、矢島先生はカメラマンとしても大変有名な方でした。北海道の多くの教会を訪ね教会や信徒、集会など多く撮影されていました。当時の教会の献堂式や牧師就任式などの集合写真などは、ほとんどが矢島先生でした。靖国問題などの平和の取り組みも活躍されました。とにかく、フットワークがよく、どこにでも行かれました。私がセンター主事になった時もとにかく道内の教会に行きなさいとアドバイスを受け、その教えは私の大切な一つとなっています。私自身中学生の頃に矢島先生に出会い、大変可愛がっていただきました。
 矢島先生がセンターに来る前に牧会していた芦別教会は
1984年から活動停止中でしたが、昨年私たち北海道クリスチャンセンターが同じ法人となり、芦別教会の管理は、現在センターが行っています。矢島先生が結びつけてくださったような縁を感じます。
 ご遺族の上に癒しがありますよう祈ります。    主事 板谷良彦


                     

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