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Logos 今月の言葉

2013年8月
 早くも8月になりました。北海道の観光地には観光客がたくさん来ているようです。
皆さん楽しい夏をお過ごしください。
 先日、青森県大間に講演を頼まれ行ってきました。講演場所は『あさこハウス』というところです。
 あさこハウスを会場にある団体の集会が行われ、そのために大間まで行ったのですが、とても有意義な時を過ごさせていただきました。
 皆さんは、『あさこハウス』というところを、知っていますか?
 「あさこハウス」は大間原発建設地の中にあるログハウスです。原発計画が持ち上がった後、建設予定地は次々と買収されましたが、熊谷あさこさんは一人土地と海を守るため原発建設に反対し、土地買収に応じませんでした。2006年にあさこさんが亡くなり、その遺志を継いで、娘さんの小笠原厚子さんが建物を管理し、畑作業をしながら毎日あさこハウスに通っています。県道からあさこハウスに行く道には、車の出入りを監視する、監視小屋が設置され、両側には高いフェンスが約1キロのわたり覆われています。フェンスの先には、大間原発建設作業の工事が進められています。大間原発の原子炉予定地からあさこハウスまでは直線でおよそ200メートルの距離だそうです。その中に、悠然とあさこハウスは建っているのです。それが、『あさこハウス』です。ここにいのちを守るための闘いがあるのだと、感動をいたしました。
 特に厚子さんとゆっくりお話しさせていただいたことは。幸せな時間でした。大変苦労している厚子さんですが、朗らかな笑顔と人柄は、来る人たちを癒してくれる。僕たちのお母さんという感じです。
 『あさこハウス』の支援を是非よろしくお願いします。
まずは、あさこハウスにはがきを送ることが支援につながります。


    住所(〒039-4602 青森県下北郡大間町字小奥戸396 あさこはうす 御中)
                  

  
     フェンスに囲まれた道路              あさこハウス

  
      小笠原厚子さん
                       主事 板谷良彦


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