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Logos 今月の言葉


2016年 1月 館長からのメッセージ
  

礼拝をする。
 北海道クリスチャンセンターは、キリスト教信仰によって創設されました。運営はキリスト教の理念によってなされます。主イエス・キリストの名によって祈りのもとに派遣された宣教師によって、キリストの名がほめたたえられるためにある施設です。キリストの宣教がなされるところです。それは教会、キリスト教学校、キリスト教社会施設、キリスト教福祉施設という形をとります。
 キリストの名がほめたたえられること、それは、キリストの名で営まれる働きを、キリストに感謝し、キリストを賛美し、栄光をキリストに帰するのです。そこでは「礼拝」が営まれるのです。
 北海道クリスチャンセンターではこの意味での「礼拝」がささげられてきませんでした。当館を建設する際、チャペルをもうけましたが、自分たちが「礼拝」をささげるためではなく「キリスト教式の結婚式」を挙げる人々のために設けられたところでした。当節近隣のホテルが「キリスト教式の結婚式」をホテルに「チャペル」をしつらえて行うようになると当館ではその利便性がありませんので「チャペル」は利用されなくなりました。
 また当館新築に際して地下に「キリスト教式の納骨室」を設け、利用者の方々への便宜をはかりました。しかし、センターとして記念礼拝を捧げることもしていませんでした。
 およそキリスト教にもとづく運営をすれば「礼拝」をし「記念礼拝」をささげることが普通です。
 創立記念は 30周年にさいして営まれました。札幌北光教会堂で行われ、当館(旧館)ではなされませんでした。いつのまにか創立記念の月さえ忘れていました。2005年創立50周年の記念をしました。ついで55周年を記念しました。そして60周年記念礼拝・講演会を営んでから毎年、創立記念礼拝・講演会をおこない、また永眠者(逝去者)記念礼拝をささげることをしはじめています。
 2009年、これらの礼拝を、あらたに捧げるにあたって 当センターで働きをともにしている団体の方々に声をかけました。みな賛成して、参加するようになっています。また「礼拝」にあたって「説教」を担当してくださる方々、とくに創立礼拝では、従来北海教区からの運営委員会にたずさわってくださった方々にご依頼しています。
 奏楽にあたってくださるかたも快くご奉仕しくださっています。
 「礼拝」に際して、「聖歌隊」があることが望ましいのです。従来センターを利用していた「クワイア」が自分たちだけの友好団体になりかけていました。その団体の方々は2014年度から「クワイア」ではなく、名実ともに、センターの礼拝に奉仕する団体、したがって「聖歌隊」となることになりました。
 今年は65周年記念です。多くの方々のご理解とご支援によってこれまで運営されてきました。今後はますますクリスチャンセンターがこの地域の宣教に携わる方々との連携・ご支援によって活動することが期待されていることを実感しています。
このセンターの働きをご理解くださりご支援をおねがいいたします。
 
                                     雨貝行麿

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