Logos 今月の言葉

2016年3月

　

　

　

　

　すっかり、HPの今月の言葉（主事）の更新が滞り申し訳ありません。
　早くも3月になりました。今年の北海道は小雪ですっかり安心しておりましたが、雪まつりが終わってから、ドカ雪が何回か降っております。春はもう少し先のようです。
　先日テレビで働きアリの生態がニュースになっていました。
　働きアリというくらいなので、アリは常に働いているイメージがありましたが、集団の中で約2割は働ないということが分かりました。そこでその2割を除き集団を形成したところ、やはり2割は働いていないということが明らかになった。ここまでは約3年前の研究で明らかになったそうです。今回の研究はではその2割のアリはどうしているのかというと、もし8割の働きアリが、働けなくなった時にその2割が働き出すことが分かったというニュースでした。アリの集団を考えたときに、全員が全力で働き続けるより、2割がバックアップ状態にあるほうが、集団としては仕事の効率もよく、集団としても滅亡することが圧倒的に少なくなるということでした。何と示唆に富んでいるのだろうと感嘆しました。　
　普段さぼっていて役に立っているのかと思う存在が、誰かが働けなくなった時に、がぜん働き出す。思わず釣りバカ日誌に浜ちゃんを思い出しました。そして神学的だなとも思ってしまいます。全員がそれぞれの役割があり、神様に与られ、一人も無駄な存在はいない。そして互いに助け合いながら生きている。それが組織によりメリットがあるという点です。
　わたしも忙しいと文句を言わず、がんばらねばと思いました。と思っているのは自分だけで2割のほうに入っていてがんばったときだけ忙しいと言っているのかもしれませんが・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　主事　板谷良彦　　

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