センター主事室より

1月の言葉 

2009年明けましておめでとうございます。
新たな年、皆さんはどのような思いで過ごしていますか?
2008年のアメリカから発した、リーマンショックからの不況の波が全世界を覆っています。日本でも
秋口から
12月にかけて、大企業がリストラを敢行し、期間従業員、派遣社員など多くの人たちが解雇
されています。しかし、専門家といわれる人たちの経済の見通しでは、
2009年はますます悪化すると
の観測を挙げていました。

年末にはイスラエル軍がパレスチナを攻撃し多くの民間人が死亡、負傷しています。
パレスチナの多くの子どもたちが恐怖に覆われながら、新年を迎えたに違いありません。
 
日本でも益々経済は悪化し、政治は迷走し、タクシー運転手への強盗事件やひき逃げなどの凶悪事件
が多発し、解雇された期間労働者たちは住むところも奪われ、テレビから流れてくるニュースは暗く、
闇が心を覆っていくような気持ちになってしまいます。でも、だからこそ、私たちキリスト者は聖書に
示された「信仰・希望・愛」を持ちながら日々を大切に過ごすことが望まれているような気がします。
新たなこの1年が平和な都市になることを切に願っています。


                                   主事 板谷良彦