今月の言葉  

 

北海道ではあちこちから初雪の便りが届いています。

北海道クリスチャンセンターでも11月から暖房料金をいただき始めました。

北海道はこれから一気に冬到来です。

今年も残すところあとわずか、皆さんどのようにお過ごしですか?

 

 私はおかげさまで日本ハムに夢中な日々が続いています。

そんな中、先日は山形に出張へ行ってきました。

どこもかしこも天地人や愛のポスターにあふれかえっていました。

観光客も多く、大河ドラマの影響力のすごさを感じました。

 

また、文化の日には広島で被爆の体験をした、被爆者の話を聞く機会を得ました。

被爆から64年経ち、当時の記憶を話せる人たちがどんどん少なくなってきています。

私たちの世代が、被爆体験を直接聞くことの出来る最後の世代です。

被爆体験の話を聞き私たちがどのように受け止め、何をしていくか大きな課題です。

2度と被爆者が体験した恐ろしい世界が起こらないように、核の廃絶の声を出し続ける

大切さを感じた集会でした。そんな中、115には日本で初めてのプルサーマル発電が

九州電力でスタートしました。計画から10年遅れなのだそうです。電力会社はエコや

資源の無い日本にはもっとも有効な原子力発電ですということをPRしています。

しかし、実際には大小を含め多くの事故が発生していますし、1度起こると未来永劫、

後世にわたり被害を及ぼします。

単純に核制御は人間が入ってはいけない領域の気がしてなりません。

 

寒い日が続きますが皆さんお体に気をつけ、お過ごしください。

                              主事 板谷良彦