今月の言葉


 4月になりました。新年度で心躍らせている方も多くいることと思います。私は我が愛する日本ハムが調子悪いので少し不機嫌な毎日です。皆さんはいかがお過ごしですか?

 札幌の市街もすっかり雪がなくなりました。この季節、北海道は一日一日春の訪れを感じることが出来ます。


 先日数年ぶりに教区の中高生春の集いという2泊3日のプログラムにスタッフとして参加しました。久しぶりに若者たちと接し、少し自分の年齢を感じてしまいました。子どもたちの参加者は約20名でしたが、若者たちが生き生きとする姿を見ると、本当に元気を貰うことが出来ます。プログラムの中に食事作りコンテストがあります。このプログラムがこの集いの一番人気なのですが、3班に分け、一グループ2000円づつ渡し、メニューを考え、買い物をし、グループごとで夕食を作るという作業をするのですが、この金額でこんなものが出来るのだなと感心するメニューが出されます。ルーを使わず小麦粉と牛乳をいためたシチューなど本物志向の料理や、タコスや中華料理が作られていました。初めてこの集会で出会う人たちもいるのですが、話し合いや、共同作業を通して仲良くなっていきます。

 一人では出来ないことも、人は人を通してお互いを高めあうことが出来るのだと実感した集いでした。

                                                  主事 板谷良彦