今月の言葉

  私の夏休みも終わり、遅くなりましたが、今月の言葉です。といっても、もう8月も終わりに近づき
ました。みなさんどんな夏を過ごされましたか?今年の夏は全国的に暑い夏でしたね。
 
 今年も毎年恒例の中高生、青年と共に芦別のキャンプを56日で行いました。この芦別のキャンプ
では活動休止になっている教会(「芦別祈りの家」)に寝泊りします。教会の近隣には住宅もなく、普段
は閑散とした場所ですが、夏の
1週間は、とてもにぎやかな場所になります。参加者は大人のスタッフ
も含め約
25名が建物の修繕や聖書研究、講演(若い牧師のお話)や毎朝7時に行う早天祈祷会などを
して共同生活を行います。期間中は携帯電話も禁止です。蚊やあぶもぶんぶん飛びまわっています。わ
ずか
6日間ですが、子どもたちの表情は到着したときと帰る頃では別人のように生き生きと変化してい
きます。

 毎日、夜の祈りの会では車座になって順番に一日の感想を言い合うのですが、最初一言も話せなかっ
た子たちが、最終日前日にはたくさん話せるようになっていきます。そして主の祈りをして
1日が終わ
りです。スタッフの大人たちにとっても日常の慌しい世界から隔離され、この不思議な時間をすごして
いきます。たくさんの汗を流し働き、聖書を学び、思いっきりへとへとになるくらい遊び、そして神様
にお祈りするこのキャンプは
1986年から始まって今年25回目でした。年を取ってくると6日のキャン
プは体力的にしんどくなってはきますが、子どもたちの表情をみると、また来年も・・と思います。

  25年たつと世の中の情勢は大きく変わっていますが、この6日間は25年前の感動と同じ6日間とな
りました。参加した一人ひとりにとっても忘れられない夏になったのではないでしょうか?

 ちなみに普段運動不足のわたしは期間中3キロやせました。ただ、休暇中にすでに体重は元の木阿弥
ですが・・

                                    主事 板谷良彦