今月の言葉 

11月になりました。北海道は道路には落葉がたくさん積もり、気配は初冬です。日に日に寒さを感じ

ています。皆さんはいかがお過ごしですか?

 

私は札幌から100キロ近く離れた、芦別教会の建物の管理を任されているのですが、先日冬の準備に

行ってきました。昔の北海道の家なら当たり前の冬囲いなのですが、最近の住宅は重サッシになったり、

断熱材が建物の中に入っているのでその必要がなくなってしまいました。芦別教会は築50年以上の建

物ですし、冬場のほとんどは人が住まないので冬囲いは絶対にしなくてはいけません。外側の窓には、

落雪しても窓ガラスが割れないように、板を張ります。内側の窓には熱が逃げないようにビニールを貼

り付けます。暖房はまきストーブなので、冬の期間訪ねたときの必要な分のマキを建物の中に運びます。

仕事自体はこれだけなのですが、なかなかの仕事です。今回は人で行き、約時間で作業は完了しま

した。子どもの頃、父親が窓にビニールを貼り付けると、もうすぐ冬になるんだなと感じていたことを

作業をしながら思い出しました。子どもの頃、北海道は1年のうち半分が冬という感覚でしたが、最近

は温暖化の影響か11月下旬から月下旬までが冬という感覚です。しかし、それでも冬に向けて「あ

〜あ冬が来るな」と身構えるような気持ちは雪国独特の感覚かもしれません。

 

10月下旬に私たちの属する日本基督教団の総会が開催されました。年に度の総会ですが、私も選ば

れて出席してきましたが、失望と怒りを感じた総会でした。これから日本基督教団はどうなってしまう

のかという思いにとらわれながら帰ってきました。  はぁ〜 ・・・・

                    

                                     主事 板谷良彦