本文へスキップ

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.011-736-3388

History

北海道クリスチャンセンター 沿革
                − 
Hokkaido Christian Center's History −

1951年 北米長老教会派遣宣教師ゴードン・K・チャップマンの発意により「協力伝道委員会」(CEC)のもとで、米国長老教会の献金(2万5000ドル)により道内に在住するキリスト者の研修、奉仕、交流の場として、総工費1500万円、現在地に「北海道基督教会館」を建設する。10月7日竣工、式には札幌市長、北海道大学長らも参列した。 館長にチャプマン着任(〜1953)
1954年 ロバート・S・バーカー宣教師、館長着任(〜2000)このころIBC(内外協力会)からの運営費に関して年次的な援助がなされる。
1955年 在日本北米長老教会宣教師社団の申し出により日本基督教団北海教区が運営委員会を組織し、当会館の管理運営にあたることとなる。
1956年 大倉幾代副館長着任(〜1958)。
1957年 道外からの講師をまねいて「神学研究会」を開催する。
1961年 三枝禮三主事着任(〜1965)。キリスト教講座開催し,参加者によるディスカッションなどが行われる。
1963年 当会館の活動を,より多くの市民たちに開放する趣旨で「北海道クリスチャンセンター」に改名した。
1964年 当センターが提示して北海道医科連盟が結成され講演会、無医地区診療を行う。「クリスチャンアカデミー」の講習会に協力する。北海道学生労働ゼミナールに協賛する。
1965年 北海教区との連携で信徒講座開講する。
会館の増改築を行う。
1966年 矢島信一主事着任(〜1985)。地域への奉仕活動の一つとして障害幼児と大人の治療保育・教育相談を北海教区宣教幹事中嶋正昭牧師、松本栄二氏(北星学園大学)とが発議されて相談開始「家庭福祉相談室開設」、面談等の実務を松井静子氏が担当する。 英会話教室開設 さっぽろ朝祷会の場所となる。
このころ映写機講習会、ラボラトリートレーニング(立教大学jiceとの協力)など各種講習会を開催する。
1969年 センターの全収入に対するIBCからの補助金の割合の推移は以下のようであった。1960年61.4%、65年58.5%、67年51.6%、68年45.6%、69年40.8%70年33.2%。万博問題、靖国国営化法案、大学立法など多難であった。
1970年 この頃より家庭福祉相談室は「脳性疾患児と母子分離訓練」「グループカウンセリング」「市内幼稚園出張相談」などやや多岐にわたる活動を始める。IBCからの支援金が年次ごとに削減され、60年代では当センターの収入に占める割合が暫減されはじめ、その対応を図ることとなる。
1970年代に入ると靖国神社国営化反対運動の実質的な拠点となる。
札幌キリスト教連合会の活動とも連携する。
1972年 結婚相談、結婚式また新婚者たちのクリスマスパーティを開催する。算数教室(週4回・小学4年5年6年生)。まんが教室。
1973年 この年IBC援助金170万円。
1974年 美術教室(週1回)。喫茶店「箱舟」オープンして営業開始する(バーカー宣教師夫妻が担当)。IBC改組JNACからの援助は全収入の71年28.8%、72年17.9%、73年12.7%、と暫減する。
1975年 児童対象の図書館を開設(札幌市の市電廃止にともない、その電車一両を敷地に搬入した)IBCからの援助は70万円となる。喫茶店「箱舟」が対話の場として人々に利用される。
1976年 「コロポックル」少年団活動。毎月の活動に加えて夏季キャンプ、冬スキー教室などが始められる。当会館が木造建築であるために経年老朽化(20年を経過)が目立ちはじめるので補修を必要とすることが認識されだした。家庭福祉相談室ともども英会話教室、結婚式式場、算数教室、少年団活動などが活発になった。またキリスト教結婚式を行うこととした。需要が多い。結婚式をあげた夫妻を対象にクリスマス会を行う。
1979年 日本基督教団北海教区の教会オルガン講習会、教会学校教師研修会、同教区各種委員会が開催され、また同札幌地区各種委員会も開催されるところとして定着しつつある。同教区婦人会連合の呼びかけで当センター新築資金の積み立てを始めた(年間収支に建物原価償却をしていないことが懸念されていた)。新約聖書の共同訳が出版されカトリックと共同して出版記念展示会・講演会を開催する。センター「フォトニュース」を年1回毎年発刊することとした。
1980年 当センターの不動産を在日本北米長老教会宣教師社団より日本基督教団へ譲渡する手続きがなされる。当センター事業として掲げられていた家庭福祉相談室の事業は教団社会委員会、社会福祉法人丸紅基金、北海道共同募金会、北海道ボランティア協会、札幌市社会福祉協議会等の助成を得ている。この相談室のレポート第5号が発刊され、また「道新ボランティア奨励賞」をうける。当センターを会場にして元号法制化キリスト者緊急会議開催する。また「信教の自由を守る」委員会事務局となる。
1981年 30周年記念事業実施(創立記念音楽会を札幌北光教会会堂で)。建物の老朽化にともないセンター長期計画(新築をふくめて)着手する。また「センター賛助会員」をもくろみ、市内日本基督教団の各教会より会員たちから募り107名が登録される。コロポックル少年団数名のヴォランティアの協力によって「しりもち学校」(スキーツアー)、「かなづち学校」(水泳教室)、恵庭岳登山、北海道自由民権の旅、など活発な活動がなされその収益によりマイクロバス26人乗りを購入した。アマチュア無線局JA8ZUP開局した。
1982年 長期計画の一貫として新築、保育所設置の準備、社会福祉法人取得の準備にかかる。関係諸機関との交渉がなされる。センター年間予算3000万円となる。
1983年 敷地(およそ1、000坪)の東半分を大成建設(株)に売却、同社に西半分に建築工事を依頼する。
1983年7月18日起工式 1984年7月本体引渡し。
1984年 7月建設工事竣工、12月はこぶね保育園開設、センター新築資金献金
(1978〜1984年)合計5,072,276円。
1985年 「本館付帯工事として地下「納骨室」を整える(近隣の方々の了承をえた)。社会福祉法人「北海道クリスチャンセンター福祉会」設立。新館にて直営レストラン「アーク」営業。9月から聖文舎から独立した「北海道キリスト教書店」が開店する。海外からの資金援助は今年度をもって終了した。新館入居団体「北海教区事務所」「ホレンコ事務所・スタジオ」「北海道キリスト教書店」「北海道キリスト教学園事務所」
1988年 本行健三主事着任(〜1995)この頃内部の組織体制の整備、責任体制の確立が急がれていた。家庭福祉相談室に当センターの支援で「後援会」が設立され財政的に支援することが企画された。
1989年 家庭福祉相談室は「社会福祉法人北海道クリスチャンセンター福祉会」へ移行した。         
1990年 「北の島から南の島へ、沖縄の旅」を実施する。
1991年 平和を考える「下嶋哲郎絵本原画展」開催する。
1992年 「平和の願いを明日に伝えるジョー・オダネル氏の写真展」を開催する。
「コロポックル」少年団はその使命をおえて解散した。
1995年 阪崎健治朗主事着任(〜1999)クリスマスカードコンテストおよびクリスマスジョイフルパーティー開催(1998年まで毎年実施)。
札幌聖書展に協力、さっぽろ教会音楽祭(〜現在)に協力 
1996年 戦後50周年シリーズ(原爆写真展、教育問題懇談会)
1997年 札幌YWCAが活動拠点をおく。
1998年 ケーキ工房「じゅーん」開店する。
2000年 金井輝夫館長着任(〜2004) 板谷良彦主事着任(〜現在) 
宿泊・会議室にエアコン取り付け。 
2001年 2階ホールエアコン取り付け、宿泊室10室を全面リニューアルし運用を活性化することとした。いのちの大切さを伝える写真展「アメリカ従軍カメラマンが見た広島・長崎の現実」。創立50周年記念講演会(春名康範牧師)・式典 実施する。ステンドグラス教室、料理教室、キリスト教講座を開催する。
2002年 ボイラー、給湯給排水管工事実施 2階ホール、宿泊室改修工事。道内教会訪問スタンプラリーの旅実施、職員相互のネットワークつくり、「21世紀のセンター」を語る会、沖縄ツアー(宜野湾センターとの協力関係)を実施する。いのちの大切さを伝える写真展U「沖縄戦を知っていますか」
2003年 「教団紛争史」講座、いのちの大切さを伝える写真展V「森住卓−湾岸戦争のこどもたち写真展」「韓国シャロームツアー」 2階ロビー・駐車場電灯整備、ケーキ工房「じゅーん」閉店。いのちの大切さを伝える写真展W「アウシュビッツに消えたいのち」、当センターとセンターの社会福祉法人との関係を明確にすることが提案される。
2004年 中山洋一館長着任(〜2006) いのち大切さを伝える写真展X「森住卓写真展イラク戦争−戦禍と核汚染の中で」1階フロア改修、Y'sカフェ、オープン(札幌YWCA主管)する。
2005年 いのちの大切さを伝える写真展Y「「第5福竜丸」と「洞爺丸」の2隻の船がつなぐ奇跡の手紙」。いのちの大切さを伝える写真展Z DAYS JAPANフォトジャーナリズム写真展 。永眠者記念礼拝開始 広島原爆ツアー実施する。宿泊者に朝食無料提供始める。
2006年  藤原亨館長着任(〜2008)創立55周年記念講演会(三浦光世氏)。 
館内シャワートイレ設置 研修室使用料・駐車料金改定 504号室改装。
2007年 沖縄平和ツアー 九州平和ツアー実施。
2008年  雨貝行麿館長着任(〜現在) 
インターネットによる宿泊予約受付業務を開始する。
2009年  キリスト教講座春季・秋季開始 西側塔屋部分の「十字架」LED工事 
クリスマスに際して全館あげての礼拝をささげることを開始する。
2010年  韓国平和ツアー実施。教区内4センター(当センター、道北センター、北海道三愛畜産センター、ホレンコ)の研修・協議会を提唱して継続することとした。法人変更 名義上、宗教法人日本基督教団から宗教法人日本基督教団芦別教会へ変更した。 
2011年 沖縄平和ツアー実施。いのちの大切さを伝える写真展2011。「人類は原子力と共存できるか」と泊原子力発電所の環境変化に関する講演会を開催する。1階ロビーに図書コーナーを設け利用に供することとした。創立60周年記念礼拝・感謝・懇親会。 福島原発事故で被災した方々への支援活動開始。宿泊者への朝食提供をセンターが一括することにする。ホームページ全面更新する。
2012年 「平和ツアーアウシュヴィッツ・不屈のポーランド・黄金のプラハ・ウィーンへの旅」実施、当センター創立記念礼拝を今後毎年実施することにする。館内諸活動団体が連携して「クリスマス・フェスタ」を企画・実施する。ストーン宣教師の事跡をメモリアルコーナーに展示する。福島の子どもたちの「保養プログラム」に協力する。
2013年 従来「クワイア」といっていた団体を「北海道クリスチャンセンター聖歌隊」としてセンターに位置づけ,その活動を連携・強化することとした。福島の子どものための保養プログラム協力する。全館LED工事実施。
 2014年 宿泊室に小型冷蔵庫を設置し、布団を新調する。福島保養プログラムに継続的に協力する。はこぶね保育園の設立以来30年間の敷地(土地)無償貸与が終了し、新たに有償貸与として契約する。「平和ツアー」和解と平和構築のドイツの旅9日間を企画・実施する。 
   
copyright©2003 Hokkaido Christian Center  all rights reserved.