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9月になりましたが、暑い日が続いています。皆さんはいかがお過ごしですか?8月、今月の言葉は、お休みしてしまいました。失礼しました。7月30日より8月8日まで、センタープログラムでポーランド、チェコ、オーストリアの中央ヨーロッパに行ってきました。帰ってきてからは毎年の芦別でのキャンプ、2年ぶりの北海教区完全制覇の旅、そして夏休みををいただき、ほとんどセンターに出勤せず、密度の濃い夏を過ごしていました。
センタープログラム平和ツアーでは、初めてアウシュビッツに訪問しました。アウシュビッツは20世紀の負の遺産とされ、現在も当時のままの状態であり、世界遺産となっています。外国人唯一の日本人ガイド中谷剛さんにガイドをお願いし、とても丁寧で分かりやすく、胸に響く説明でした。展示されている、女性の約2tもの髪の毛や靴、資料などを目にしたとき、何とも言えない気持ちは言葉でうまく伝えることはできません。ガス室にも入りましたが、ここで大勢の方々が殺されたのだと思うと耐えられない思いが胸に迫ってきました。
丁度、世界的に夏休みであり、ものすごい数の見学者の人がいました。日本人も見受けられましたが、高齢者の方が多く、ポーランドは日本から遠いですが、ぜひ、日本の若い人たちに訪れてほしいのだと、中谷さんはおっしゃっていました。その他ドイツにより村人を全滅したチェコの村や、証言者との交流など、貴重な体験をしてきました。一生のうち是非アウシュビッツを訪れてみたいという夢をかなえることができました。その他、歴史のある教会やプラハの街並みは大変感激しました。参加者は17名でしたが、みなさんまた是非遠くの国に行ってみたいとおっしゃっていました。
主事 板谷良彦
アウシュビッツビルケナウ強制収容所 ガイドをしてくださった中谷さん(写真中央)
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