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Logos 今月の言葉

2014年1月

 明けましておめでとうございます。
2013年は多くの方に支えられました。ありがとうございます。
2014年も北海道クリスチャンセンターに変わらぬご支援とご加祷をよろしくお願いいたします。
 2013年は、年末には立て続けに嫌なニュースが続き、げんなりして新しい年を迎えてしまいました。
おかげで、年越しは珍しく飲みすぎ、三が日は、お酒も控え目に健康的なお正月でした。
みなさんはどんな年末年始をお過ごしだったでしょか?
 2014年が良い年になることをお祈りいたします。

 さて、私が何故そんなに落ち込んでしまったかというと、クリスマスに日本が過去に踏襲してきた事実上武器の輸出を禁じていた武器輸出三原則を破り、南スーダンで行っているPKOで日本の自衛隊が韓国軍に対して、銃弾を提供した際に、日本の報道のほとんどは、この武器輸出に対してではなく、韓国政府が謝意を述べなかったということの方を大きく取り挙げ、本質の問題を論じなかった事に、ものすごい違和感を感じました。
 その翌日には、安倍首相が前回の在任中にもできず、「痛恨の極みである」と言っていた、靖国神社に安倍総理大臣として初めて参拝したこと、またその翌日には沖縄辺野古の埋め立て承認を知事が了解したというニュースで、
3日間連続でトリプルパンチ受けたショックでした。
 しかし、靖国参拝に対してアメリカ高官の失望したという声明には、安倍総理も計算外だったのではないでしょうか?それとも、その翌日に控えた、辺野古埋立承認により一気に普天間基地移設問題が好転するから大丈夫と思ったのでしょうか?いずれにせよ日米の関係が動き出していることは間違いないし、今まで関係修復の原因は日本の方にあるといっていた韓国や中国に対して、関係の回復決裂の決定的な理由を与えてしまい、関係の修復が益々遠のいたのは事実です。
 逆にこの事柄を通して「よくやった」と拍手をして喜んでいる人も一方では多いのだと思います。しかし、苦しんでいる人、弱いとされている人、悲しんでいる人たちと、共に寄り添い、共に泣き、共に悲しむ、その人たちの側に立つ、北海道クリスチャンセンターであり、私であり続けたいと強く思います。
 2014年は、そういう意味では、力の強いものが益々力を誇示していく時代になっていくのかもしれない危機感の中にありますが、誠実に頑張っていきたいと年頭の思うのです。
                                 主事 板谷良彦



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